公立中学校の部活動指導を地域の文化?スポーツ団体などが担う「部活動の地域移行」が、令和5年度から段階的に始まり、様々な課題が見えてきています。
大阪体育大学では、学内事業「運動部活動改革プロジェクト」の一環として、運動部活動の指導にあたる人材育成を実践する社会人向けのリカレント講座「運動部活動指導認定プログラム」を2023年度から春期と秋期の半年ずつ開講しています。
地域でのスポーツ指導を希望する人のほか、運動部活動を指導している教員ら、全国から様々な年代の社会人が参加し、オンデマンド講義や対面講義?演習を通じて、学校教育やコーチングの基礎をはじめ、スポーツ倫理、スポーツマーケティング、体罰?ハラスメント、熱中症?スポーツ事故対策など、グッドコーチ養成セミナーの科目をベースに開発されたカリキュラムを学びます。
このプログラムの所定の課程を修了すると、本学が発行する修了証に加え、学校教育法に基づく履修証明書が交付されます。また、申請により、日本スポーツ協会（JSPO）公認のスポーツコーチングリーダー資格が取得できます。
運動部活動改革プロジェクトのチームリーダーを務めるスポーツ科学部の中尾豊喜教授に、改めて運動部活動指導認定プログラムのねらいなどを聞きました。
? 運動部活動の指導者養成の実践(１) グッドコーチ養成セミナー
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