NEWSお知らせ

学内トピックス

2025.03.29

東京デフリンピックで棒高跳び2連覇目指す北谷(教育学部卒)が東京パワーテクノロジー入社へ

 今年11月の東京デフリンピック陸上棒高跳びで2大会連続の金メダルを目指す北谷宏人選手(教育学部3月卒業、大塚高校出身)が東京パワーテクノロジー株式会社(本社?東京都)に採用されることが、同社から発表されました。

北谷宏人


 北谷選手は生まれつき聴覚に障害があり、大阪府立大塚高校で棒高跳びを始めました。高校3年だった2020年に日本デフ陸上競技選手権大会の棒高跳びで優勝。大阪体育大学OBでデフリンピック棒高跳び銅メダリストの竹花康太郎教諭(現横浜市立港南台ひの特別支援学校)と出会い、大阪体育大学に進学しました。2022年デフリンピックブラジル大会棒高跳びで4m20をマークし金メダル。2024年7月、世界デフ陸上競技選手権大会(台湾)では4m50で銀メダルを獲得しました。
 東京パワーテクノロジーは、デフ陸上女子短距離の門脇翠選手が所属。社会の多様性を尊重し、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)を推進しており、デフリンピックを契機に、アスリートを支援する取り組みをさらに強化していくとしています。

 デフリンピックは11月15~26日に21競技が開催され、70~80か国?地域から選手?役員約6000人が参加する予定です。
 北谷選手は「デフリンピックは日本初開催です。パラリンピックにデフスポーツは入っていないことを知らない人も多い。東京大会をきっかけにデフリンピックの知名度が上がるように結果を出したい」としています。

東京デフリンピック情報サイト

▲