大阪府の学校部活動?地域クラブ活動指導者人材バンク「ええコーチOSAKA」のネーミングや研修プログラムに大阪体育大学が全面協力しています。登録者が視聴を義務付けられている研修動画19本のうち7本を大体大の教員が講義。「ええコーチOSAKA」のネーミングも大体大の学生2名が応募し当選したもので、3月27日に大阪府の水野達朗教育長から感謝状が贈呈されました。

ええコーチOSAKAのネーミング募集で当選した山本一花さん(左から2人目)、谷口まりあさん(3人目)。水野達朗大阪府教育長(左)、木原哲也保健体育課長と
「ええコーチOSAKA」は今年1月、これまでの大阪府立学校部活動指導員バンクに変え、学校部活動と地域クラブ活動両方の活動を対象にした指導者バンクとして運用が開始されました。現在、約300人が希望種目、地域、指導可能な時間などを登録しており、今後、面談を経て指導?サポートにあたります。登録には指導者向け研修動画の視聴が義務付けられています。
動画は共通、部活動指導員向け、地域クラブ活動指導者向けの19本があり、このうち7本が大阪体育大学教員による講義。小林博隆准教授が「生徒の発達段階に応じた科学的な指導」、有吉晃平准教授が「安全?障害予防に関する知識?技能の指導」、曽根裕二准教授が「配慮を要する生徒などへの対応」、土屋裕睦教授が「部活動等の指導に生かすカウンセリングマインド」、尾関一将教授が「コーチング」、中尾豊喜教授が「学校教育及び学習指導要領」「部活動の意義及び位置付け」を講義しています。

感謝状を受け取る山本一花さん
大阪府は「大阪府における部活動の地域移行に関する検討会議」を設置して部活動改革の在り方を検討しており、大体大の中尾教授が座長を務めます。年に2回、部活動指導員や府立学校の部活動顧問らが参加する「大阪府部活動の在り方に関する研修会」も先日の第2回は、有吉准教授が講師を務めました。
大体大は、学内の「グッドコーチ養成セミナー」で中学校などの部活動指導にあたる学生を養成し、社会人向けリカレント講座の「運動部活動指導認定プログラム」で部活動や地域クラブで指導に携わる人材の育成に取り組んでおり、これらの修了者も「ええコーチOSAKA」に登録して指導現場とのマッチングが図られる仕様となっています。新しい知識を学んだこれらの修了者は、登録時に質保証の観点から動画視聴が免除されます。

感謝状を受け取る谷口まりあさん
「ええコーチOSAKA」のネーミングは昨年秋に募集され、ともに大体大体育学部新4年の山本一花さん(履正社)、谷口まりあさん(阪南)が応募し、842件の中から当選しました。
感謝状の贈呈式では、水野教育長が2人にそれぞれ感謝状を手渡し、「大阪らしくて、分かりやすく親近感が持てる素晴らしいネーミングです」と感謝の言葉を述べました。山本さんは「長く野球をしていて数多くのコーチと関わりました。いいコーチのことはいつまでも心に残っているので、このネーミングを考えました」、谷口さんは「高校でバドミントンの部活動をしていた時に、顧問の先生が足りない状態だったので、今回応募しました」と話していました。

ICTを活用した部活動指導に取り組む大阪体育大学の学生ら
大体大の中尾教授は「ええコーチOSAKA」について、「本学は、スポーツ?体育?教育を専門とする高等教育機関として社会課題の解消に貢献する社会的使命があり、大阪府の指導者の質や量については、学生?教職員を問わず社会のニーズに応答し、未来に向けて人とスポーツの環境を創造していくことが大切です。これが大阪府と協働する意義であり、本学は専門性を発揮し続けることが重要。この事業はお互いが将来に向けて、その主体となる一人一人を育むことにつながります」と話しています。
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