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2025.07.08

グッドコーチ養成セミナー 大阪府教育庁?中田首席指導主事が講演

 大阪体育大学「グッドコーチ養成セミナー」で、大阪府教育庁?中田将人首席指導主事 が「大阪府における部活動改革の現状」と題して講演しました。


大阪体育大学はスポーツSDGsを推進しています

 グッドコーチ養成セミナーは中学などで運動部活動を指導する学生を育成する自由参加のセミナーで、主に月曜5限目に開講。2021年、全国で初めての学生の運動部活動指導者養成プログラムとして開設されました。参加学生は、独自に開発された教育プログラムでコーチングの基礎、スポーツ倫理、事故対応などを学び、修了者には修了証が発行されます。意欲と責任感のある学生を対象に指導者を養成するため、授業ではなく、カリキュラム外で実施されています。
 また、大体大は各自治体などからの部活動指導の要望を学生らに伝え、指導競技や条件がマッチした学生を各自治体に紹介しており、学生71人(2025年3月時点)が中学?高校などで部活動指導にあたっています。
 スポーツ指導者としての学生の育成と、学校現場と学生のニーズのマッチングをシステマティックに進める大体大の取り組みは全国でも極めて珍しく、スポーツ庁や大学基準協会からも高い評価を受けています。

 6月30日に行われたセミナーには、学生約20人が参加しました。中田首席指導主事は、大阪府の現状として、調査によると休日の部活動の地域クラブへの移行について、令和5年度で42校、6年度で72校が取り組んでいることなどを紹介しました。
 そのうえで、昨年度に実証事業を実施した府内の10市の事例を紹介。豊中市での市のラグビーユニオンや剣道クラブとなどと連携した実証事例や、池田市では市が公募して9団体に委託し地域クラブを拡充していることなどを報告しました。
 また、「大阪府学校部活動?地域クラブ活動指導者人材バンク【ええコーチOSAKA】」には、すでに大体大の学生を含む500人以上が登録していることなども紹介しました。
 府の実証事業では本年度、本学は岸和田市と協働で地域クラブ活動に位置付けた障がい者スポーツのモデル開発に向けて、教職員と学生が共に実践研究を行う予定です。

【ええコーチOSAKA】

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