大阪体育大学の各クラブが今季、これまでに繰り広げた熱戦を振り返ります。
テニス部女子は関西学生春季トーナメントでシングルスに5人、ダブルスで3組が本戦出場。うち8月の全日本インカレに、シングルスで嶺岸恵(スポーツ科学2年、宮崎日本大学)、岡村凜那(同、鹿児島?鳳凰)が1勝して予選出場、ダブルスで4強の岡村?嶺岸組、8強で代表決定戦に勝った川西由芽(体育4年、大阪?浪速)?紀之定寿佳(スポーツ科学2年、愛媛?済美)組が本戦出場を果たした。

嶺岸恵(スポーツ科学2年、宮崎日本大学、右)

大阪体育大学はスポーツSDGsを推進しています
嶺岸は小柄だが、よく動くオールラウンダー。1年間、フィジカルとストロークを磨いた成果が出て、2回戦では第3シードの選手をファイナルセットまで追い詰めた。岡村は昨年度の関西学生連盟最優秀新人賞を受賞した逸材で、第2シードで臨んだが、プレッシャーもあって地力を発揮できず、インカレは雪辱の場となる。
川西?紀之定組は、攻撃的な紀之定がサーブで崩しフォアで追い込んだところを川西がボレーを決めて勝ち上がった。川西は課題だったサーブ、フォアを3年かけて鍛えて逆に武器にするなど地道な練習が成績に結び付いた。
シングルスの上村倫実(体育4年、大阪?桜宮)、ダブルスの春貝地佐奈(同、広島?安田女子)も3年間の努力が実って初めて春季トーナメントの本戦に進むなど、それぞれが力を発揮している。岡村修平監督は「昨年、力のある1年生たちが入学してチームの雰囲気はさらによくなり、みんなが当たり前のように日々の練習で努力している。インカレではシングルスの2人はまずは予選突破を、ダブルスは8強以上を目指してほしい」と期待している。
BACK
社会貢献?附置施設
BACK