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2025.10.18

11月1、2日アルティメット全日本インカレ ウィメン関西?中四国1位の大阪体育大学「しぶとさ武器に日本一目指す」

 フライングディスクを巡る迫力ある攻防が魅力のアルティメットの第36回全日本大学選手権大会が11月1、2日、福島?J-VILLAGEで開催されます。女子によるウィメン部門で、関西?中四国地区1位として、2017年以来の優勝を目指すのが大阪体育大学。中筋真弓主将(体育学部3年、大阪体育大学浪商高校)は「目標はもちろん日本一」と頂点を目指します。

関西?中四国地区予選で優勝した大阪体育大学
【大阪体育大学】

関西?中四国地区予選で優勝した大阪体育大学


 9月に大阪府堺市J-GREEN堺で開催された関西?中四国地区予選で、大阪体育大学は1日目の予選リーグ戦で和歌山大学に10‐2、びわこ成蹊スポーツ大学に9‐3で連勝。2日目の順位決定トーナメントは準々決勝で大阪成蹊大学に8‐3、準決勝で京都大学に10‐2、決勝で大阪大学に8‐5で勝ち、優勝しました。勝因は層の厚さ。予選期間中は集中講義や野外活動実習でメンバー全員がそろいませんでしたが、約30人の部員が補い合いました。中筋主将は「私たち3年生は5人、4年生はゼロだが、今の2年生は勧誘を頑張って15人ほど。女子の部員数は今、関西で一番多いのでは」と話します。
 大阪体育大学アルティメット部は男女で約60人。週4回ほど、大学がある熊取町の町立総合体育館、全面人工芝のラグビー場などで練習しています。

中筋真弓
【大阪体育大学】

 中筋さんは中学生の時、大阪体育大学OBの体育の先生に憧れて、保健体育科の教員を目指し、大体大に入学しました。その先生は一時期アルティメット部に所属していて、中学の授業でアルティメットを体験したこともきっかけで、入学後、アルティメット部に入部しました。
 アルティメットは7人がフライングディスクをパスしてゴールを目指します。仲間からのパスや、ロングスローをダイブしてキャッチしたり、相手のパスをダイブディフェンスするなど見ごたえのあるプレーが展開されます。
 中筋さんはアルティメットの魅力を「セルフジャッジ」と語ります。アルティメットには審判がおらず、プレーヤーが審判を兼ね、選手同士の話し合いでフェアに進行します。ディスクをキャッチしたかどうか際どい場合も当事者が話し合って決めるようなスポーツパーソンシップがアルティメットの最大の特徴です。
 中筋さんは体育科教育コースで高田大輔講師(体育科教育学)のゼミに所属しています。2年生の時から主将を務め、チーム作りや雰囲気の盛り上げ方に気を配っています。スポーツメンタルトレーニング指導論(土屋裕睦教授)の学びが参考になったといいます。
 大体大アルティメット部の強みはマンツーマン?オフェンスでの強さ。体を張ってダイブしてディスクをキャッチするしぶとさ。中筋主将は「レギュラーだけでなく、全員でプレーし、誰が出場しても勝てるチームを目指したい」と話しています。

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