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2025.12.07

学生企画ハンドボール交流戦フレンドリーマッチ ショーアップし地域の方ら招く 大阪体育大学VS関西学院大学

 ハンドボール部女子交流戦「フレンドリーマッチ2025」が12月5日の金曜夜、大阪体育大学第6体育館で開催され、大阪体育大学と関西学院大学が対戦しました。フレンドリーマッチは学生が企画?運営して地域の方を招く恒例のイベント。今年は、17日開幕の日本選手権で初優勝を目指すハンドボール部に、観客が応援メッセージを寄せ書きした横断幕がサプライズで贈呈されました。

金曜の夜に第6体育館で開催されたハンドボール交流戦フレンドリーマッチ。コートサイド席は観客、2階席は応援の各クラブ部員で埋まった 【大阪体育大学】

金曜の夜に第6体育館で開催されたハンドボール交流戦フレンドリーマッチ。コートサイド席は観客、2階席は応援の各クラブ部員で埋まった


 フレンドリーマッチは2017年、親交があった大阪体育大学と武庫川女子大学のバスケットボール部女子間で開催されたのが始まり。毎年、交互に両大学で開催され、今年、バスケットボールは武庫川女子大学で開催されました。一方で大体大では、ハンドボール部の交流戦が隔年で企画され、2年前はハンドボール部男子、今年は女子の交流戦が実施されました。
 フレンドリーマッチは、学生が自ら企画して、有料試合を運営することが大きな特徴です。スポーツマネジメントコースの学生や試合の企画?運営に関心がある学生、学友会など、今年は25名がサポートチームを結成。統括、企画、広報、渉外の4部門に分かれ、全クラブの統括部局であるスポーツ局の助言を受けながら、7月ごろから週1回の全体会議、各部門の会議などを通じて準備を重ねました。販売促進のアイデアを考え、スポンサーの獲得、ハーフタイムでのイベント内容やチケット?ポスターのデザイン?印刷、前売り券販売、当日の運営などにあたりました。

試合後、大阪体育大学、関西学院大学の選手が一緒に記念撮影。健闘を讃え合った 【大阪体育大学】

試合後、大阪体育大学、関西学院大学の選手が一緒に記念撮影。健闘を讃え合った


 これらの活動が評価され、フレンドリーマッチは2023年、スポーツ庁から「大学スポーツによる地域振興の推進事業」として全国10大学の一つに選定されました。今年は一般社団法人大学スポーツコンソーシアムKANSAI(KCAA)の応援促進プログラムで最優秀賞を受賞しました。
開場前に観客受け入れのための最終確認をする学生サポートチームのスタッフ

開場前に観客受け入れのための最終確認をする学生サポートチームのスタッフ 【大阪体育大学】


 試合当日。会場の第6体育館多目的アリーナには、両大学やチームの関係者、選手の家族、卒業生、各クラブの部員ら多数が詰めかけました。
 試合前には、体育実技研究部の学生が地元の小学生らを招き、ボール鬼ごっこやミニゲームなどのハンドボールレクリエーションで競技の楽しさを伝え、大阪府立日根野高校ダンス部IRISが試合前パフォーマンスを演じ、アリーナを盛り上げました。
 DJはプロのスタジアムDJ、貢藤十六(くどう?とうろく)さん。イベント照明が明滅し、アリーナはコンサート会場のようにショーアップされました。
 試合は午後6時半、スローオフ。スピーディーな攻防が続き、投げ、跳び、体をぶつけあうハンドボールのダイナミックな魅力が詰まったプレーが展開されました。コートサイドの観客席は家族の方や地域の方らで埋まり、入口で配られたハリセンを叩きながら、応援。また、立ち見の2階席にはバスケットボール部男女、硬式野球部男子、バレーボール部男子など多くのクラブ部の部員でぎっしり。盛んな声援が送られました。
スポットライトを浴びながら一人ずつ紹介されるスターティング7の選手。試合は照明とプロのDJでショーアップされた 【大阪体育大学】

スポットライトを浴びながら一人ずつ紹介されるスターティング7の選手。試合は照明とプロのDJでショーアップされた


 ハーフタイムには、大阪?関西万博の公演にも参加したダンス部が華麗なパフォーマンスを披露。続いて、関西でトップクラスの実力を誇るダブルダッチ部が、ロープパフォーマンスを織り交ぜたダイナミックな演技で会場を沸かせました。
 試合は11月の全日本インカレで12連覇を達成した大阪体育大学が優勢に試合を進め、新チームで臨んだ関西学院大学に45‐14で勝利しました。
 クロージングセレモニーでは、サプライズ企画として、日本選手権に向けて来場した観客が応援メッセージを寄せ書きした横断幕が、学生サポートチームから大体大に贈られ、高来葵美(たかぎ?あいみ)主将(体育学部4年、石川?小松商業高校)、東瑚華(あずま?このか)選手(体育学部3年、千葉?昭和学院高校)と学生スタッフが観客席に披露しました。
 また、MVPは好セーブを連発したGKの比嘉楓選手(体育学部4年、沖縄?那覇西高校)が選ばれ、ユニバーサル?スタジオ?ジャパンのペアチケットが贈られました。
観客が応援メッセージを寄せ書きした横断幕を披露する選手と学生スタッフ 【大阪体育大学】

観客が応援メッセージを寄せ書きした横断幕を披露する選手と学生スタッフ


 最後に、高来主将が「インカレ12連覇は皆さんの応援のおかげです。日本選手権では、もう一度このメンバーで日本一を目指して全力で戦ってきます」とあいさつ。楠本繁生監督は「関西学院大学の皆様、ありがとうございました。また、スポーツをするだけでなく、「『見る』『支える』の立場からこのような場を用意していただき、ありがとうございました。今日応援に来てくれた多くのクラブとともに切磋琢磨し、大阪体育大学の名をアピールできるように頑張っていきます」と感謝の言葉を述べました。
2階席から応援した各クラブの部員に手を振りながらあいさつする楠本繁生監督 【大阪体育大学】

2階席から応援した各クラブの部員に手を振りながらあいさつする楠本繁生監督


「ともに関西を盛り上げていきたい」とあいさつする関西学院大学?加納庸光監督 【大阪体育大学】

「ともに関西を盛り上げていきたい」とあいさつする関西学院大学?加納庸光監督


 また、関西学院大学の田中志織主将は「新チームで初となる試合でしたが、とてもいい経験になりました。大阪体育大学とともに関西のハンドボールを盛り上げていきたい」、加納庸光監督は「大阪体育大学は絶対王者ですが、そんなチームが関西にあるのは誇りです。大体大の姿を追いかけて頑張り、関東に負けないよう、ともに関西を盛り上げていきます」と語りました。
 閉幕後、両チームはいっしょに記念撮影をし、健闘をたたえ合いました。

試合前、体育実技研究部の学生が小学生らとハンドボールレクリエーションを楽しみ、競技の魅力を伝える 【大阪体育大学】

試合前、体育実技研究部の学生が小学生らとハンドボールレクリエーションを楽しみ、競技の魅力を伝える

オープニングセレモニーを務めた日根野高校ダンス部IRIS 【大阪体育大学】

オープニングセレモニーを務めた日根野高校ダンス部IRIS

ハーフタイムイベントに出演したダンス部 【大阪体育大学】

ハーフタイムイベントに出演したダンス部

ハーフタイムイベントでパフォーマンスをするダブルダッチ部 【大阪体育大学】

ハーフタイムイベントでパフォーマンスをするダブルダッチ部

MVPを受賞した比嘉楓選手 【大阪体育大学】

MVPを受賞した比嘉楓選手

「日本選手権で日本一を目指す」とあいさつをする高来葵美主将 【大阪体育大学】

「日本選手権で日本一を目指す」とあいさつをする高来葵美主将

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