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2026.07.21

なぜ大阪体育大学のオープンキャンパスは学生スタッフが大人気なのか キャンパスツアーに密着

 大阪体育大学の夏のオープンキャンパスがスタートしました。第1回の7月18日に参加した高校生からは「良かったこと」「楽しかったこと」として、学生スタッフの元気さや優しさを挙げる声が圧倒的に多く聞かれました。オープンキャンパスでは、学生チーム「Bow!can’s」(ボーキャンズ)の40人が受付、説明会での司会、誘導、キャンパスツアーでのガイドなど運営の中心を担っています。学生の高評価の秘密は? キャンパスツアーに密着しました。

キャンパスツアーでラグビー場の説明をする青木晴花さん

オープンキャンパスは7月31日(金)、8月1日(土)、8日(土)に開催されます(要予約)。

キャンパスツアー 学生はしゃべりづめ。広報が知らない「隠しネタ」も


 「どこから来られましたか。石川県? すごい!」。ボーキャンズに初参加したソフトテニス部の青木晴花(はるか)さん(スポーツ科学部2年、大阪?羽衣学園高校)は、大阪府から参加した男子高校生2人、石川県から参加した男子高校生と両親の3人と一緒にツアーを巡りました。

 中央棟前広場をスタート。青木さんは先頭を歩きながら何度も振り返り、声をかけます。「スポーツは何かされていますか?」。3人ともサッカー部と答えると「すごい!」。ハンドボール専用の第5体育館にさしかかると、「ここはハンドボール専用の体育館です。ハンドボール部の女子は今、インカレ12連覇中なんですよ」。参加者から驚きの声が上がる。青木さんは「同じクラスに日本代表の子がいて、いろんな話を聞けてとても楽しいです!」と応じた。

何度も振り返りながらツアーの参加者に質問する青木さん


 青木さんはしゃべっていない時間がほとんどない。「壁に番号が書いてある建物は全部体育館です」。テニスコートの前を通ると、同じソフトテニス部の仲間から「こんにちは!」と大きな声。ラグビー場で「ここが世界で初めて国際ラグビーボードから公式認定された人工芝ラグビー場です」、サッカー場では「暑さ対策でミスト装置がついています。多くのJリーガーがここから生まれました」。施設の紹介が詳細に書かれた台本を手にしていましたが、ほとんど見ることはありませんでした。2階がバスケットボール専用の第1体育館前では、「体大のバスケットボール部のボールの数はとっても多くて、練習に役立っているんですよ」。広報室員も知らなかった「隠しネタ」まで披露しました(授業用、クラブ用合わせて200個以上!)。

サッカー場で。「多数のJリーガーがここから生まれました」

 施設の説明は、昨年より数段詳しくパワーアップしていました。事前に、青木さんらボーキャンズのスタッフは大学HPやパンフレットに書かれてある施設の紹介文を暗記しただけでなく、授業で知った施設や大学の特色に関する情報を、全員がグーグルフォームに入力して共有していました。青木さんもオープンキャンパス前日に、ノートに施設の情報を改めて書き出して覚えたそうです。
 ツアーは続きます。この日は猛暑。立ち止まって説明する時、青木さんは必ず「日陰に入ってください」と全員に声をかけました。

キャンパスマップの前で。「AEDも各所に設置されています」

 また、青木さんは参加した母親と並んで歩き、2人で会話する時間もかなりありました。「出身はどこ?」「堺です」「近くて通いやすいですね」。「一人暮らし?」「食堂は昼休みにいっぱいにならない?」。母親から学生生活についていろいろ聞かれ、丁寧に答えました。授業や施設のことだけでなく、キャンパスライフについて学生の生の声を聞けるのも、キャンパスツアーの魅力です。

参加者の母親と話しながら並んで歩く

ツアー終了。青木さんは「初めてで緊張しましたが、皆さん真剣に聞いていただけるので、自分が普段感じていることを話すように心がけました」と振り返りました。

青木晴花さん

4年一貫の運営に変え、「Bow!can’s」がパワーアップ


 リーダー役の統括を務める大久保樹(いつき)さん(教育学部3年、兵庫?琴丘高校)は、今年さらに充実したボーキャンズについて、クラブ活動のような運営体制に変えたことが大きいと説明します。

ボーキャンズ統括の大久保樹さん

 昨年まではその年のオープンキャンパスに向けて募集していたスタッフを、基本的に1年生から4年間所属するかたちに変え、今年新たに募集しました。応募があった1年生を大久保さんらが面接し、明るさや話の上手さなどの観点から応募者の半分に絞って40人のメンバーが決定。このため、例年以上に意識が高く意欲的に取り組む学生が集まったといいます。

当日の朝、準備の最終確認をするボーキャンズ

 大久保さんは1年生の時、スタッフに加わり、キャンパスツアーでガイドを務めました。昨年の春、ある新入生から「実は昨年、大久保さんとキャンパスツアーを回りました。大学選びに迷っていたけれど、ツアーでの説明を聞いて体大に決めました」と打ち明けられたといいます。「あの言葉はとてもうれしかった。一方でオープンキャンパスのスタッフは人の人生を左右しかねない立場なので、重責をいっそう感じました」と振り返ります。

参加した高校生の多くが学生スタッフの元気さ優しさを評価した

 キャンパスツアーでは笑顔はもちろん、言葉づかいのほか、ツアーの参加者全員にまんべんなく声をかけるように徹底し、本番を迎えました。

 大久保さんは「順調な滑り出しができたと感じているので、ここで満足せず、来場された方に体大のオープンキャンパスに来てよかったと思ってもらえる内容にしたい」と力を込めました。

参加した高校生の声


 「学生スタッフが楽しそうな雰囲気だと感じた」(高校1年男子、兵庫県)
 「ツアーでガイドしてくれた学生の方が優しくて良かった」(高校2年女子、大阪府)
 「受付など明るい学生が多かった」(高校2年男子、大阪府)
 「結構アクティブで活発な学生が多かった」(同)

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